求職者の皆様へ

以前は「転職するなら35歳まで」などという噂を耳にすることもありました。しかしそれは、定年が延長され、人生100年時代といわれるようになった現代には即していないでしょう。

35歳を過ぎ、仕事を通じて得た様々な経験、その経験で培ったスキルや専門性を持った人材を必要とする企業も多い昨今、ミドルの転職市場も活況を呈しています。
転職する目的、「やりたいこと」と「できること」を明確にし、市場調査をしつつ希望条件を固めて転職活動を進めましょう。

職業経験が少ないがゆえに拘りも少なく、職種の選択が広い若い人に比べて、経歴を積みひとつの職種を極めてきたミドルだからこそ、求人案件が絞られて転職活動につまずくこともあると思います。なかなか書類が通らず、かなり落ち込むこともあるかもしれません。
しかし、決してこれまでの経歴や人間性を否定されたわけではありません。採用側とのアンマッチ（ご縁がなかった）というだけです。
改めて冷静に客観的に自己を見つめて、先にも記載したように「やりたいこと」と「できること」を再度明確にし、市場調査をしつつチャレンジしましょう。

経験豊かなミドルの皆様は、職務経歴書に記載する内容も多いことと思います。
あれもこれもと記載したくなりますね。しかし、ここは少し冷静になってください。ほとんどの場合、採用側と求職者の最初の出会いは対面ではなく応募書類上です。

どんなに素晴らしい仕事を長い間続けてきたとしても、どんなに人柄が良くても、書類選考に通らなければ採用担当者と直接会うことは難しいのです。そこで応募書類を作成する際には、採用側にとって分かりやすい書類となっているかを、もう一度客観的に見直すのはいかがでしょうか。

最近ではネットで職種ごとの職務経歴書のフォーマットと記載例が簡単にダウンロードでき、とても参考になります。
また、私たち転職パートナーは、求人の紹介だけではなく応募書類の添削指導もいたします。皆様の作成した応募書類を拝見し、色々な提案をさせていただきます。

転職活動はとてもエネルギーを使うため、時々息切れしそうになるかもしれません。そんな時こそ是非、私たち転職パートナーにお声をかけてください。一緒に前を向いて歩いていきましょう。